Sky Pilates Tokyoのインストラクタートレーナー船橋加奈子です。
皆様いかがお過ごしですか?
私はこの夏にSTOTT PILATESの本部にて研修をうけることができ、様々な学習をする機会に恵まれました。
STOTT PILATESの基本である、生体力学に基づいた原則は強固で確実なものです。
ですが、時代の流れと共に科学の証明に基づいたリサーチで、エクササイズの流行も変化している事を感じます。
ピラティスの正確な動きは素晴らしく非常に大切ですが、それは時に機能的ではなかったりします。
ロボットのような動きは、実際に日常生活で行う動きとはかけはなれたものですね。
まずは、1面のみで動きを練習しその質を高めて行くことは素晴らしいし、必要なことです。
特に動きの質が良くない場合、運動に対する意識が薄い場合には特にそんなアプローチが適していると思います。
それと共に、ダイナミックなアプローチも必要ですね。
シンプルでない、複雑で動きの面も統合されたような動き。
それを組み合わせて行くことで、実践的な動きになっていきます。
今迄ロボットのようにのみ動く習慣があった場合には、クラスの中にもこの複雑な動き、またはリズムのある動きを取り入れていくのがよいかと思います。
一人一人のゴールとエクササイズの戦略は異なりますので、どちらのタイプのエクササイズががより必要なのかも異なります。
そういった戦略をたてながら、ある一定の動きが上手になったら、ダイナミックで複雑で、またリズミカルな動きへと変化させることで、違った感覚が得られるかもしれません。
意識だったり、イメージだったり、様々な内側からの力も利用しながら動いてみましょう。
シンプルな動きとダイナミックな動き、皆様はどちらの動きをする事が多いでしょうか。
今の動きの傾向にないものを取り入れていき、楽でスムーズに美しい動きができるようになるといいですね。
そんな動きを目指しながら。。
Sky Pilates Tokyo
船橋加奈子